アラさがしより魅力探し!飲んでみなけりゃわからない!を合言葉に、おもに「日本ワイン」を飲み干しているブログです。ワインを飲むペースに、ブログを書くペースがまったく追いついていません?!(注)ワインの味わいには個人差というものがあります!
なんでもテイスティング人生。

北海道

(写真、撮り忘れました・・・)

今年一本目のワインが、じつはこのワインでして。

 

実家に正月用ワインを送るのを忘れてしまい、

母が買っておいてくれたのがトカップでした。(笑)

 

こちらも酸味が強めで、ケルナーなどアチラ系の香りです。

カニ鍋といっしょにごくごくと。

 

で、こちらも後日、直電話!

 

国産原料:輸入原料=7:3

国産原料品種はケルナー、バッカス、ザラジェンジェ

 

輸入原料品種はチリのケルナーだそうです

チリでケルナーですか!

 

・・・ってリースリング作るくらいだからありますよね。

まだまだ知名度低いからシャルドネしか入ってきてないんでしょうね。

裏話的には



上位商品が景気悪化もあって、一時期より売れにくくなってきているそうで

あぶれた道産原料がトカップにまわされる量が増えているそうな。

というわけで意外にも、

国産原料のブレンド比率がだんだん高くなってきているそうです。

不況の恩恵というか裏腹な話ですよね。

IMG_1038.JPG

 

知名度は高いけれど、

実際に飲んだ人は少ないかもしれないワインですね。(笑)

 

酸味が強めなので、冷やしめで、

料理と一緒にぐいぐい飲むのがいいと思います。

 

飲んだ印象からは、

山ブドウ系改良品種かツヴァイゲルトレーベかなあという感じ。

 

どんな品種が使われているのか

ほとんど情報が出てこないので・・・あやしい・・・

 

と思っていたのですが、

電話するとあっさり教えてくださいました。(笑)

 

使われている品種はやはりツヴァイゲルトレーベ主体で約40?50%。

そして残りの約50?60%は

 

なんとチリのピノノワールがブレンドされているのだそうです。(ちょっと意外)

あと、清舞、山幸などもちょこっとはいっているそうです。

20091121_009.jpg

 

ペニンシュラホテルで行われた日本ワインイベントにて。

雲ひとつない晴天で、24階の室内での撮影は、

思いっきり逆光してしまっています・・・(^?^;)

 

話題の余市のピノノワールです。

初リリースの2007に続く、2年目。

去年は200本ちょい。

 

樹齢もまだまだ若く、1300本のみのとりあえずリリース。

まだ都内でもほんの一部のお店でしか飲めません。

 

タンニン、果実味、凝縮感、香り、余韻などもまだまだ

プチ・ピノノワールといった感じで、成人前な印象です。

 

やや粗いブラックベリー系の香りが中心ですが、

香りの広がる面積は、ちいさめ。

 

樽も決して強くはないのですが

果実をいまのところは上回っていて、

 

繊細というか線が細いチャーミング系ですね。

これから部活で筋肉がつけていってくれ!と思いました(笑)

 

とはいえ、日本のピノノワールを追いかけていくうえで

ベンチマークになるうちの一本だと思います。

 

小布施ワイナリーの曽我貴彦さんがトライしているピノも

中央葡萄酒が選んだ土地も、余市。

 

ここからどんなピノノワールが飛び出してくるか、

いよいよ日本のピノノワールも楽しみな時代に入ってきましたね!

 

 

 

20091117_001.jpg

 

 

日本最大の畑を有するのが

北海道ワインの鶴沼ワイナリーです。

 

その広さは、なんと総面積450ha!

栽培面積でさえ150haです!

(東京ドームは約5ha)

 

大きな地図で見る

 

 

バッカスは、

ショイレーベ(シルヴァーナとリースリングの交配種)に

 

さらにミュラー・トュルガウを交配させて出来た品種で、

主にドイツで栽培されている品種です。

 

そしてこの鶴沼シリーズは、

北海道ワインを代表するフラッグシップのシリーズ。

 

とくに出来の良い年のものは

「鶴沼」の文字が金色になっているので要チェックです!

 

フレッシュな香りを大きな魅力とする品種のワインは、

特に日本のワインの場合、

 

リリースされてからあまり寝かせすぎると

その魅力が減退してしまっていることがあります。

 

が!

 

あえて熟成させてみました。

 

ドキドキ・・・

 

やっちゃったかな???

 

ところが!

 

うまーいです。

 

熟成の丸みを帯びてわずかに粘性を感じつつも

とはいえ、とても口当たりまろやかーです。

 

酸もまだまだ底力を見せ、

香りのボリュームも失っていません。

 

ただし香りのキャラクターは

リリース直後のものからやや変化していて、

 

爽やかな白いフローラルな香りのトーンの下に、

すこしのハーブやライチ。

 

ベースにはレモンのシロップ漬け、

オレンジピールのような香りが厚めに感じられます。

 

実際の甘さからくる甘みではなくて、

香りを含めた印象としての甘みが印象的。

 

いろんな要素がバラつかず

一体感をもった落ち着きのある熟成です。

 

とはいえ熟成感がではじめていたので、

バッカスらしい持ち味を楽しむには

ちょうどよかったのかもしれないです。

 

鶴沼シリーズは無理のない地に足のついた造りで、

じつに安定していてはずさないですねー GOOD!

 

【北海道ワイン 公式サイト】

http://www.hokkaidowine.com/

 

20091109_008.jpg

 

20代の笑顔が素敵な醸造家・石塚さんが

腕をふるうのが、北海道の宝水ワイナリーです。

 

レンベルガーはオーストリア産の赤ワイン専用品種で、

オーストリアではブラウフレンキッシュと呼ばれています。

 

北海道の赤ワインですが

こちらは2006ヴィンテージということで

酸もかなり角が丸くなってマイルドになっています。

テクスチャー的にはなめらかで飲みやすいです。

 

色は薄めでミディアムボディです。

タンニンは若干粉っぽいパウダリーさを感じさせる、

似ているのはドイツのピノ=シュペートブルグンダー。

 

透明感のある感じのチャーミングなチェリーからダークチェリー。

余韻のなかにMLF由来のほんのに甘い香りも残ります。

 

あくまでもミディアムボディですが

酸・タンニン・渋みのどれもが突出することなく、

バランスよくまとまっているワインですね。

 

透明感のあるピノノワールのような

北海道の爽やかな酸と

チャーミングな果実味を楽しめますよ!

 

ちなみにこのヴィンテージのレンベルガーは

226本しかなかったそうです。

貴重なの飲んじゃいました・・・。

 

【宝水ワイナリー公式サイト】

http://www6.ocn.ne.jp/~housui/

20091109_010.jpg

 

こちらも飲み干す会でさっそく飲んじゃいました!

2008ヴィンテージを飲むのは2回目です。

 

2007年と比べるとシャープさがすこし減り、

かわりに果実ボリューム感が増えた感じです。

 

ちなみに中澤さんにも印象をお伝えしたところ

「2008ヴィンテージの感想もありがとうございます.

品種構成比率は微妙に違いますが、基本的には変わっていません.

概ね ケルナー:ピノグリ:ゲヴュルツ:シルヴァーナー=3:3:3:1

といったところです.

2007と比べるとケルナーの比率が少し増えて、

シルヴァーナーの比率がかなり下がっています.

その分なのかトロピカルフルーツ系が増えた気がします.

シルヴァーナーが減ったので一本筋の通っていた酸が弱くなった感じです.

特に意図したものではなく、収穫したぶどうを全て使った結果でして、

2008のヴィンテージを素直に表していると思ってます.」

 

というお返事をいただきました。(ありがとうございました!)

 

いまのところ全量をひとつのタンクに入れてしまう造りなので

もろにヴィンテージの個性が味わえて楽しいですね!

 

バラの香りや華やかなフローラルな香り・・・

アルザスっぽいとみなさんは言いますが、

 

もっと日本人に親しみやすい、

しかし日本にはなかった魅力を持った素晴らしいワインだと思います。

 

どーのこーの言う前に、ぜひ一度、飲んでみてください!

 

【中澤ヴィンヤード公式サイト】

http://www.nvineyard.jp/

20091016_012.jpg

20091016_014.jpg

 

しばらくおいたらどうなるかな・・・と思って

リリース後一年寝かせておいたものを、

 

今年リリースされたものと飲み比べてみました。

フレンチオークにて8ヶ月熟成。

 

2006はリリースから1年間ですが、

酸がいくぶんやわらいでいるものの、

まだまだワインとしてはバランスしていない感じ。

 

酸っぱい!とかいう声もありますがそんなことはなくて、

予想よりはマイルドというかボディのあるピノだと感じました。

 

2007は色調も赤というよりは紫から黒系で

色調と同様に味わいも深く硬く、タンニンや酸がまだ強く感じられます。

 

にしてもポテンシャルがすごいです。

 

樽の香りはもともと控えめなんですが、

それを押しのけて、

 

グラスのなかの香りが時間を経ていろいろ変わっていきます!

タバコの香りまで鮮明に感じられたのは驚き!

 

全体の印象としては、

樹齢がまだ低いからかピノの品種香全開!

とまではいってないように感じます。

 

ミネラル感の品の良さが

ピノらしさにプラスしているような。

 

が!

 

本当にものすごくしっかりとしたワイン。

ブドウのポテンシャルはめちゃめちゃ詰まってます!

 

凝縮感、タンニン、酸、のキメはGOODで(←変な日本語でスミマセン笑)

緊張感のあるボディが構成されていて、あと果実感は年々増していくはずです。

 

比較すると、あきらかに2006よりも2007のほうが充実してます。

今後、どんどんヴィンテージを重ねていくごとに

 

若いピノノワールから、

力強く華やかななピノノワールへ

 

"大人の階段"を一歩づつ上って進化していく予感が

びしびし感じられました。

 

丹波ワインやあづみアップルのピノノワールが

いまからでも楽しめるタイプだとすると、

 

山崎ワイナリーのピノノワールは、

いますぐは100%を楽しめないけれども

 

大器晩成型ですね!!!

 

あと何年か寝かせたらよかったんでしょうけど・・・

もう飲みたかったんですっ(笑)

 

ファーストリリースが2002だったそうですが、

いまごろ美味しくなってそーだなあ・・・ゴクリ。

 

お持ちの方がいらっしゃいましたら、

ぜひ感想きかせてくださいーーー

 

うーん、目が離せないワイナリーです!

 

 

20091016_010.jpg

 

今年初リリースの数量超限定ワインです。

 

いわゆるジンファンデルで作られたよーなブラッシュワインだと・・・

 

思ったら大間違いです!

 

※ブラッシュワイン=赤ブドウ品種をつかって白ワインの造り方をしたワイン

 

まず・・・色がほぼ、まっ白です。

 

ロゼ色というよりは、うっすらーーーとピンクがかっている程度。

 

やや甘口で、とてもまろやか。

 

そして雑味苦味がほとんどありません!

 

これは・・・ものすごい贅沢なフリーラン仕立てですね!

 

酸のキレがあるのでスイスイ飲めてしまう取り扱い危険ワインです(笑)

 

もうすこしピノのニュアンスがあってもいいのかも!?

kurisawa2008.jpg

 

北海道は岩見沢。

ご夫婦で素晴らしい葡萄を作っているのが

中澤ヴィンヤードです。

 

畑のかたわらにご自宅があり、

まさに目の届く距離でのブドウ栽培。

 

公式サイトのブログからは

そんな懸命なおふたりの闘いの日々がつづられていて

応援せずにはいられない、大好きなワイナリーです。

 

本当に優しさの溢れるご夫婦で、

雨のなか訪問させていただきたときの

すっと差し出してくださったタオルと、

温かい紅茶は、忘れられません。

 

まさに、

ワインは人、ブドウは人、です。

 

アロマ系ワインでは、

まちがいなく日本最強の一角をなすのが

この「栗沢ブラン」です。

 

ブドウは中澤さん夫妻が造っているのですが、

醸造はココファームに委託されています。

 

北海道から栃木へ運ばれていくのは、

大切なブドウ。

 

中澤さんはワイナリーでブドウの出発を見送ったあと、

すぐに超高速移動!

 

なんとブドウの到着を先回りして、

ココファームで受け取るという、スゴイことをされています。

 

そこから先も、醸造家といっしょに意見交換をしながら

ワインへと育つ姿を見守るのだそうです。

 

(そういえば、中澤さんのご自宅には

 いろんな国の大量の空き瓶があったのを思い出しました。)

 

発売後、即完売という

人気の高さも納得の本当に素晴らしいワインです。

で、僕も買えず・・・(涙)

 

某店の有料テイスティングで

かろうじてグラス1杯だけ飲めました!(幸運)

 

さまざまな品種を栽培されていますが、

各品種ごとのワインを造るにはまだまだブドウが少ないので、

現在は収穫したブドウをひとつにミックスされています。

(なので、毎年のヴィンテージを反映するワインに。)

 

ちなみに使用品種は

ケルナー、ピノグリ、ゲヴュルツ、シルヴァーナー。

 

ライチ、ミネラル、ちょいレモン、やさしいグリーンのフルーツ。

2008は2007に比べると、

酸が柔らかく、蜜っぽさというか、果実のふっくらとした印象が。

ケルナーのニュアンスが、かすかに前面に感じられました。

 

僕の印象を確かめてみたくて

ブログを書く前に中澤さんに確認させていただいたのですが、

 

「ケルナー:ピノグリ:ゲヴュルツ:シルヴァーナー=3:3:3:1
2007と比べるとケルナーの比率が少し増えて
シルヴァーナーの比率がかなり下がっています。
その分なのかトロピカルフルーツ系が増えた気がします。
シルヴァーナーが減ったので一本筋の通っていた酸が弱くなった感じです。
特に意図したものではなく、収穫したぶどうを全て使った結果でして、
2008のヴィンテージを素直に表していると思ってます。」
とのお返事をいただきました。(お忙しいところありがとうございました!)
 
アルザスっぽいとよく評されていますが、
やっぱりどこか日本らしい感触があります。
 
唯一無二の個性。凛とした華やかさ。
今年も「栗沢ブランらしさ」が感じられました!GOOD!
 
ただ・・・気になるコメントも・・・
 
「今年はまだ一粒も収穫していません・・・」
 
うっ・・・。
 
 
でも逆に、中澤さんの情熱が変わらない限り、
ワインの味わいに現れるのはヴィンテージそのもの。
 
どんな年であっても、僕は楽しんでいきたいし、
また、楽しませてくれるにちがいないワインでしょう!
 
買えたラッキーな人、僕に分けてください!(涙)
 
 
中澤ヴィンヤード公式サイト
http://www.nvineyard.jp/

20090926_001.jpg

 

4つのワイナリーが北海道物産展に来ていたので

のぞきにいってきました。

 

そのなかでイチバン印象に残ったのがこちらでした。

工場限定販売だそうで、この日は特別につれてきたのだそうです。

 

2007年収穫のセイベル(13053:赤)を

フレンチオークの樽で熟成させたもの。

 

このセイベルというのは、

フランス人のセイベルさんが交配した品種。

 

フランスでは栽培が禁止されているそうですが、

耐寒性が強いので北海道ではメジャーですね。

 

北海道のワインらしさ(強めの酸とか)もありつつ、

酸を柔らかく感じさせる樽の風味と、

 

それに見合った濃さもあって、バランスが良くてナイス!

もともと甘みのあるセイベルという品種ですが、その選択もいいのかも!? 

 

酸が強いと言われる北海道の赤ワインですが、

熟成という手段以外にも、

いろんな手段で美味しくなっていく可能性がありそうですね!

 

富良野ワイン公式サイト

http://www.furanowine.jp/