アラさがしより魅力探し!飲んでみなけりゃわからない!を合言葉に、おもに「日本ワイン」を飲み干しているブログです。ワインを飲むペースに、ブログを書くペースがまったく追いついていません?!(注)ワインの味わいには個人差というものがあります!
なんでもテイスティング人生。

山梨

 

 

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勝沼じゅうのあらゆるワインが揃い、

最近ではワイナリーと共同企画商品も発売しているという、

 

「勝沼のネゴシアン」「仕掛ける酒店」こと新田商店。

http://www14.plala.or.jp/nittawine/

 

このワインも、

大泉葡萄酒とコラボして超少量生産されたもの。

 

一般に販売されている「香り甲州」は

ボルドー液を使わない栽培法で造られた甲州種をつかい、

きわだつ柑橘系の香りが特徴的な、人気のワインです。

 

このプロトタイプは

さらに、無濾過・非加熱・超極にごり状態。

ステンレスタンクからそのまますくって瓶詰めした感じです。

 

新田商店の新田さんいわく

ステンレスタンク状態がとても興味深かったので

600本詰めてもらった、とのこと。

 

これがですね・・・スバッらしい!

 

ワインというより果汁の果実味の津波警報です!

(もちろんアルコール感もありますよ!)

 

ピーチからグレープフルーツ系の柑橘の

香りのボリュームも強く豊かで

 

甲州らしい苦みもバッチリ厚く残っていて

酸からなにから要素が多く複雑で、

 

トータルで旨味です!

これは大正解です!新田さん!

 

というわけで、

ついつい2本目も買ってしまいました(笑)

 

しぼりたての、あの甲州本来の味わいが

楽しめるような、こういう無濾過の甲州、

もっと登場してほしい気がします!

 

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大好きな甲州のうちの一本。

ずっと大事に隠し持って、熟成させてみました。

 

勝沼町菱山地区の葡萄100%。

濃縮しフレンチオークで発酵、MLF、熟成。

 

これは・・・大トロでした!!!

 

ハッキリとついていた樽の要素もすっかり溶け込み、

もういろんなものが混然一体で旨味とろとろです!

 

この日飲んだ白は、コシュデュリ、ルロワでしたが、

個人的には、こちらのほうがブッ飛び度高しでした。

 

濃縮タイプの甲州ワインって熟成させると、

あっというまにバランスを崩して

 

変な熟成の風味になっちゃうことが多いですが、

このワインは、もう、素晴らしいです。酸化のニュアンスも皆無。

 

いまはもう良質の甲州が従来のルートで手に入らなくなったため、

(甲州葡萄の生産量低下&大手ワイナリーの買い集め)

 

ここ数年はリリースされていたいのが本当に残念です・・・。

でもやっぱり雨宮吉男さんのワインはキレキレで、センス光ってます!!!GREAT!!!

 

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やばい...

やばすぎでしょう・・・

完璧すぎるデイリーワイン!

今年もたくさんの新酒を飲みましたが、

ぶっちぎりでNO1です!

某ロマネコンティが球体の宇宙だとかいわれたりなんかして

まだそんな雄大なことは僕にはよくわからないのですが、

ともかくジャパニーズ的にいうなれば、

「石庭や俳句のなかに宇宙があるのとおなじように、

  甲州にもここまで宇宙があるんだーっ!」

と、僕はこのワインを握り締めて反撃したいです。(なにに?)

もはやこのワイン・・・日本の国宝でしょう!永久欠番です!

鮮度あふれる香りの華やかさ、

引き出されたボリューム、

右脳を直撃する満載の旨味、

舌をあまえさせたままにしない絶品の苦味、

しかも、なめらかなこと水の如し。

これが新酒のレベルですか???

大村さん!いったいなにがあったんですか!

(質問してみよう・・・)

勝沼御三家ワイナリーのなかで、

もっとも語らずして、ワインに語らせるワイナリー。

あらためて丸藤さんの絶対領域を体感しました・・・。

鳥肌!ウマ?!

グラスとボトルを何往復もする手を止められませんでした・・・

結局、左手で右手を押さえつけて、

かろうじて1/3は残せましたが・・・(笑)

これ、絶対&絶対飲んだほうがいいですよ!!!!!!!

 

※デパートやワインショップでもまだ販売されているハズです!

※初日で味わうのがオススメです!

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ワイナリーであらためてテイスティングさせていただきましたが・・・

 

やばいです。

 

これは・・・

 

嫌いな人がいないタイプの、みんなが幸せになるワインです!

 

とにかくもう、酸味と甘みのバランスがGOOD!

 

アタックの酸味のあとに、ほどよい甘みから感じられるボリューム、

甲州らしい苦味もわずかにあって、それでいて、また飲みたくなるキレ。

 

シャープでクリーンでフレッシュ&フルーティーなワインではない

新酒らしい良い意味での荒さや残糖感が感じられる、めちゃオススメワインです!

ちなみに、日比谷公園の新酒祭りでも即刻完売してました。

 

赤のベリーAの新酒も飲みましたが、

甘ったるさやキャンディー香という品種独特のクセのある香りが

見事にコントロールされていて、

 

素直に赤ワインらしいフルーティーな香りが楽しめる、

新酒としては破格に完成度が高いワインでした!

(なおかつ1050円というのは反則すぎます)

 

こちらは3日の発売から4000本が売れまくり、

すでに完売してしまったそうです・・・スゴイ。

 

前島さんのセンスが

去年のとは段違いに研ぎ澄まされて来てますね!

 

ぶっちゃけ、ガメイを無理やり期日までに間に合わせようとして

ワインとして破綻しているボジョレーヌーボーなんか比較になりません。

 

もはやこれからは、

ボジョレーよりも日本ワインの新酒でしょう!

環境にも優しいですしね。

 

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【アルプスワイン公式サイト】

http://www.wine.or.jp/alps/

 

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山梨の若手醸造家集団「アサンブラージュ」に

新加入したのが、こちら、マルサン葡萄酒です。

 

いまのところ観光ぶどう園がメインで

これまではいくぶんクラシカルなワインを造っていましたが

(これも従来のお客さんの期待にこたえる大切なことです)

 

ワイン作りのほうでも醸造の辻さんが腕を振るい始め、

今年、発酵中のワインをテイスティングさせていただくと

 

かなり現代的なワインに生まれ変わりはじめる予感が

びしびしと感じられて、今後が楽しみなワイナリーです。

 

こちらのワインは勝沼の美輪窪地区の自社畑の葡萄100%で、

メルロー約6割、プチベルドー約3割のブレンド比率です。

 

プチヴェルドと栽培してワインにしているところは

日本でもほとんど皆無なので、個性的なワインといえるでしょう。

 

メルローの柔らかい果実味のなかに、

プチヴェルドのスパイシーで濃いタンニンが感じられます。

 

ただ、まだ辻さんが本格的に手を加えていない

過渡期のヴィンテージで、醸造上の課題か、

輪郭がぼんやりしているところが惜しいですね。

 

現状でも味わいの要素は楽しめるので、

なおさら今後の辻さんの活躍と飛躍に期待ですね!

 

【ひょうひょうとした若旦那ブログ@辻さん】

http://blog.goo.ne.jp/tsujicci/

 

【若尾果樹園&マルサン葡萄酒】

http://www11.plala.or.jp/wakaony/wain.html 

 

自家農園、若尾果樹園栽培ぶどう使用マルサン葡萄酒美和くぼ メルロー&プチベルドー赤ワイン@楽天

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直近のヴィンテージになるほど

減農薬・ビオに切り替わりつつ、

小山田さんのセンスがますます冴えるルミエール。

 

ノーマルのペティヤンもあるのですが、

こちらのオランジェバージョンは

 

果皮の旨みを引き出す「かもし仕込み」を行い、

一本一本瓶内醗酵させた辛口のスパークリングワインです。

 

このスパークリングワイン、

甲州スパークリングとしてはトップクラスでしょう!

 

泡の細かさ柔らかさがあって

甲州らしからぬコクと濃い香りと旨味。

 

二次発酵からの酵母っぽい香りやほんのりとした柔らかさが

甲州の柑橘感や酸のキレ、アクセントになる苦みとあいまって、

 

全体としてはクリーンで、かなり品があります。

なおかつ雑味は感じられず、かもしの切り上げ方が絶妙!

 

ジャパニーズ・クレマンといった感じ。

しかも価格2000円だなんて、国内甲州最強認定でしょう!

 

ペティアン[2008] オランジェ@楽天

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これも飲み干す会で。

 

いつも真っ当なワインを届けてくれる金井さんのワインです。

これも無補糖・無補酸のデラウェアで、アルコール度数は9%です。

 

4日目まで、ぐるぐる味わいの表情が変わります。

これぞ自然派(というのももう死語ですね)ワインの醍醐味ですね。

 

初日は独特の旨味のある酸とキャラメルの香り。

さらに温度が上がってくると黒糖かりんとうの香りが・・・スイーツ!

 

4日目までくると、黄りんご蜜や、

あまいメロン、栗のニュアンスも・・・。

 

好き嫌いがあるというよりも

このワインは「ワイン」の範囲には入らない、

 

ノージャンルで素直に旨味があるお酒

ということではないでしょうか。

 

金井さんのワインのなかでも

特に不思議な魅力がありますねー。

ということで09ヴィンテージもしっかりGETしましたよ!

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さあ今年も

新酒ワインのシーズンまっただなかですが!

 

こちらはフジクレール(=フジッコワイナリー)の

微発泡デラウエアワインです。

 

フジッコ資本だけに、ワイナリーに行くと

昆布とか杏仁豆腐も試食できます。

 

さておき。

 

ドイツとかでいうところのホイリゲ的な

発酵途中に生成される泡を活かした

まさに新酒らしいワインです。

 

発酵途中の微発泡がぴちぴちする音から

蔵の音=クラノオト、となったのでしょう。(たぶん)

 

ラベルが妙に昭和レトロっぽいのは

限定ラベルなのだそうです。

 

(よく見ると渋谷って書いてあるので

販売場所によって印刷を変えてるのかな?)

 

お。

 

ぐー!

 

今年はまた一段と調整されて

美味しくなっていると思います!

 

絞りたてのぶどうジュース的な香りの甘さ・・・

いやされます・・・

 

そして味わいの甘さも、

昨年と比べて残り方もキレが良くて

気持ちいいですね。

 

香りがふわっと甘くて、

飲んでほろ甘くて、

 

微発泡と一緒にキレがある感じ。

泡の感触も美味しく感じます。

 

この銘柄がリリースされたときは新酒とはいえ

酵母臭と澱(おり)の残り方が多めなのが

 

ちょっと・・・うーん・・・

 

とか思ってたんですが、

どんどん美味しくなってきてますね!

 

シリーズには巨峰とかもあって

普段ワインを飲まない方でも

 

あら?いいじゃない?

 

と楽しめてしまう飲みやすさがあるのでオススメですね。

(あと疲れてるときにもオススメ・・・苦笑)

 

 

フジッコワイナリー クラノオト・デラウエア [2009]Fujiclaire Kura no Oto@楽天

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東京電力を退職されたみなさんが

耕作放棄されていた土地を再生させて、

 

2004年に立ち上げた

まだまだ新しいワイナリーです。

 

ワイナリーを訪ねたこともありますが、

建物のなかもまだガランとしていて

新しいおうちにおじゃましたような感じでした。

 

裏庭では野菜なども栽培されていて、

キュウリのおみやげもいただいてしまい。(笑)

 

みなさんすごく温かく

優しく対応してくださいました。

 

が!

 

このワインは・・・

 

ダメです・・・

 

ワインでは・・・ありません・・・

 

シェリーというかブランデーというか・・・

 

ラベルにはピノノワールとかいてありますが、

醸造過程に問題アリアリで、もはや品種が不明です。

 

アジロンのワインは素晴らしい味わいで

ブドウ栽培のクオリティーに問題はないと思うのですが、

 

そこはアジロンとピノノワールの

醸造の難しさの差なんでしょうか。

 

良いワインは良いブドウから

とはよくいいますが、

 

やはりワインは自然の産物ではなく、

人が作り出すものだと思います。

 

外部のワイナリーに委託醸造してもらっているそうですが、

ベストなタイミングで仕込み&醸造されないデメリットもありますし、

 

経験豊富なorピノノワールの難易度に対応できる

きちんとした技術を持った醸造家に依頼するのが

必要な対策ではないでしょうか。

 

デキャンタして思い切り冷やして

ごまかしごまかしデザートワインぽくして飲みましたが、

 

いっそ濃縮してデザートワインにしてもらえたら

とさえ思うほどでした。(苦笑)

 

にしても・・・

うーん、これは売ってはいけない。

 

こういう未完成のワインを

口にしてしまう人が増えてしまうことで

 

東夢ワイナリーのワインが

偏見と先入観で遠ざけられてしまう心配がありますし。

 

立ち上げたばかりのワイナリーですし、

財政的な問題もあるかもしれませんが、

 

確信的にこれを売ってしまうことは

消費者への裏切り行為だと僕は思いますし、

ワイナリーの姿勢すら疑問視してしまいます。

 

消費者は、というか、ワイン愛好家は、

財布から決して安くはないお金を出し、

わくわくしながらワインを買うのです。

 

ダメなときはリリースしないという

信念とプライドを持つワイナリーが日本にも多く有ります。

 

まして、一般的な食品であれば、

異常な品質のものは回収されるのが常識です。

 

ワインだから・・・と、それを言い訳にして

許されるものではないと、僕は、思います。

 

作家やミュージシャンに限らず、

世に作品を送り出す本当のプロフェッショナルは

 

締め切りギリギリまで悩みつづけ、

あきらめず、妥協せず、

プライドをかけて改良しつづけます。

 

それは、一度手を離れて世に出てしまえば、

賛否評価とその影響にさらされてしまうからです。

 

僕は日本のワインが本当に大好きですが、だからこそ、

両手を挙げてなんでも絶賛するつもりはありません。

(なんだかえらそうでスミマセン・・・)

 

あの完全に手作業から生まれた

アジロンの美味しさを思い返しながら、

 

志のあるワイナリーだからこそ現実も受け止め、

改善していってほしいと願っています。

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すみません、あけちゃったボトルです(笑)

 

ボーペイサージュですが、

穂坂地区の買いブドウで造られたワインです。

 

真っ白なラベルとネーミングに、

岡本さんらしい哲学的な雰囲気を感じずにはいられません。(笑)

 

リリース直後にも飲みましたが、

どーなったかなーと思いきや、

相変わらずフレッシュです!

 

色合いは、とても鮮やかで明るい赤紫色。

タンニンはほとんど感じることなく、

 

マロラクチックティック的なソフトな口当たりと、

グレープなジューシーな柔らかい香り。

 

これは・・・マセラシオン・カルボニック!?

(ヌーボーが近づく季節なので。笑)

 

ワインを飲みなれていない人でも飲みやすいです!

ただ典型的なベリーAを味わいたいひとはちょっと違うかもです。

 

というわけで、これもすこーしだけ冷やして

すいすいグビグビ飲み干してしまいました・・・。

 

いやでも・・・ヌーボー買うくらいなら、

もはや日本のベリーAのほうが絶対うまいですよ・・・値段も変わらないですし!

 

ボーペイサージュ公式サイト

http://www.ne.jp/asahi/beau-paysage/okamoto/atelier.html